リアにドラム・ブレーキを搭載している車

トヨタのFF車の中には、いまでもリアにドラム・ブレーキを搭載している車もある。いかにも貧弱のようだがそれが危険だと思うのは間違いで、ブレーキをかけた時には重量のほとんどは前輪に移動し、後輪に残る荷重が極端に減るからそれほど強いブレーキは使えない。強いブレーキがついていてもロックするから使えないのが本音である。ただしそのぶんが前輪に移動しているから、前輪のブレーキは強くなければいけない。当然、強力で、余裕のあるディスク・ブレーキが性能も安定していていいことになる。では、どの車でもそんなに強いブレーキは要らないかというとそうではない。たとえば、セルシオのように本当に250km/hも出てしまう車。ソアラやスープラの3ℓターボのように超高速でスポーツ走行できる車、こういう場合には当然過酷なブレーキ使用での発熱に耐えられるベンチレーテッド・ディスク・ブレーキが必要である。そのため、高性能車のブレーキはどれも輸出する使用条件を考えて、日本では少しオーバーな設計である。だが、クラウンに一杯人が乗って箱根山からとばして下りてきたらどうなるだろう。繰り返し踏まれるブレーキでオイルが気化してスポンジィになったり、ブレーキ・パッドが焼けて効かなくなることも考えられる。こと、ブレーキに関してはメ-カーは責任上から余裕を持った設計はしてあるが、使うほうが最低の知識をもっていないと命に関わる。中古車 高く売る ←こちらのサイトでいろいろ見ることができます。


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